ちょっとこの映画は今まで観てなかった事に後悔したぐらいもっと早く観たかった映画です。
『七つの会議』です。
現代の働く人、いや全ての日本人に見て欲しいです。
あらすじ
野村萬斎さん演じる主人公(八角 民夫)は一見全く仕事もせず、ダラダラと仕事をしているように思えてたのに、ある日を境にその八角の直属の上司が飛ばされることになります。(その上司が八角にパワハラ発言をしたことで)
それから不審に思った他の社員が八角のことを調べていきます。
するとその人達まで、飛ばされる事に。
果たして社員達が飛ばされた意味とはなんなのか。
さらに八角という者がどういう人物なのかは紐どいていく中で会社だけでなく、日本全体を巻き込んでいる”ある”事に気付きそれを解明していく物語です。
感想
えぐいです。(笑)
いやぁ〜ほんまにここ最近見た映画でこんなにあっという間な映画は無かったです(笑)
野村萬斎さんの演技が上手すぎて見入っちゃいました(笑)
冒頭に、会議のシーンがあるんですけど
『あと数分で上司が来る、ゴクッ』っていう緊張の場面があるんですけど、超共感できてこっちまで緊張しました(笑)
そこでの会議のシーンも働いてる人なら共感ができると思うので是非そこだけでも見たください(笑)
ただ内容も凄かったし、最後までのストーリも面白いのも当然だったんですけど、
僕はそれ以上に感じたのが『働く人は皆、誰からかのプレッシャーを受けてる』って所です。
平社員は係長から
係長は課長から
課長は部長から
部長は専務とか社長とか
社長は取引先の社長とか親会社の社長とか国からとか
働く人は皆、誰からかに重圧をかけられ、プレッシャーの日々に押しつぶされそうになってるんだと。
日曜日の夜の憂鬱ったら本当にしんどいですよね?
もう吐きそうになりません?
明日なんて来なければいいのにって思いません?
僕、ちっちゃい頃学校に行くのが嫌で登校拒否してたんですけどその時に
『大人は良いなぁ〜学校に行かなくて』って思ってたんですけどこれは大きな間違いでした。(笑)
大人になった今でもほんま出勤拒否したいぐらいです!(笑)
だから生きてる人は皆、日々プレッシャーの中で生きている者なのだと痛感しました。
まとめ
最後のエンディングの所で野村萬斎さんによる、長いセリフがあるんですけど、これもまためちゃくちゃ良い事、深い話、日本人全員が聞くべきであるセリフが出てくるのでそこも是非観てください!